フリーランスエンジニアは十年後や二十年後を見据えた仕事の探し方をする必要がある。現役で働けるのはせいぜい40代程度までとされているのがフリーランスエンジニアであり、その辺りから仕事がなくなってしまいやすい。そのため、その後の転職を見据えた仕事の探し方をすることが欠かせない。
大まかには自分で企業に能力を売り込みに行って仕事を探す方法と、エージェントを活用する方法とがある。営業活動をする方法を選ぶと転職には成功しやすくなる傾向が強い。経営者としての手腕が身につくだけでなく、業界内の色々な場所で顔が広くなるからであり、将来的にヘッドハンティングを受けたり、スカウトされたりすることも少なくはない。
特にプロジェクトの全体像を見渡せる能力と経営に関する知識があることを認められて管理職として採用されることはよくある。
しかし、失敗するリスクも大きく、営業活動を行っても仕事を手に入れられずに苦労するケースは多い。そのため、より確実に仕事を手に入れられるエージェントの活用を選ぶフリーランスエンジニアが多くなっているのが現状である。
この場合には転職の段階で苦労することが多く、キャリア構築を考えて仕事を探さないと有能さを認めてもらえずに転職先が見つかりにくくなりやすい。エンジニアとして突出した能力があることをアピールできるようにしておくと、転職活動を行ったときに目を向けてもらいやすくなる。
いずれにせよ、今後を見越した仕事が探しがフリーランスエンジニアには欠かせない。どのような方法で仕事探しをするのかが、今後のエンジニア人生を左右すると言っても過言ではないだろう。